メロンの栄養・豆知識

2017年9月2日

メロン
北アフリカが原産とされており、現在は世界の熱帯地域、温帯地域で広く栽培されています。

品種も多様です。露地メロンはアメリカや南ヨ一口ツパで、温室メロンは北ヨー口ッパやイギリスで多く栽培されています。日本では、露地メロンは熊本、茨城、北海道など、温室メロンは静岡、愛知、千葉などが主な産地です。

ちなみに、有名な「マスクメロン」は品種名ではなく網メロン系の総称で、日本では「アールスフェボリツト」という品種を「マスクメロン」 と呼ぶことが多いです。

網目が力強く盛り上がっていて、張りがあるもの、花落ち部(尻の部分)が小さいもの(1円玉ぐらいの大きさ)が良品です。
高血圧予防や利尿作用に効果があるとされています。

種類

アールスメロン

黄肉で糖度、香りともに高く上品な甘さをもつ。高級な香料ムスク「麝香」になぞらえて、別名マスクメロンとも呼ぶ。

アンデスメロン

マスクメロンを片親にもち、濃厚な甘さで人気の品種。名前の由来は「安心ですメロン」から。

プリンスメロン

西洋種と日本のマクワウリの交配種。表皮は網がなく、小ぶり。果皮は緑。

夕張メロン

夕張市周辺で栽培。皮の網目が細かく、果肉はオレンジ色でジューシ一。果肉には力口チンが多く含まれている。

クインシーメロン

果肉はオレンジで、甘味・果汁にも富んでいる。改良により、日持ちがよくなり、近年人気が高まっている。

ホームランメロン

白肉と緑肉のハネデューメロンの交配種。乳白色の皮で、白い果肉をもつ。なめらかで、上品な味わい。

栄養

エネルギー源になる果糖、ショ糖、ブドウ糖をたっぷり含む。温室栽培と露地栽培のメロンには、栄養価に多少の違いがあり、露地物の方が、ビタミンCや力口チンが多い。
カリウムが豊富で、体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧の予防にもなる。夕張メロンなどの赤肉には力口チンが含まれている。

調理方法

デザートとして出されるととが多く、調理方法もアイデア次第で様々なデコレーションが楽しめる。くりぬいてフルーツポンチや、1口大に切って凍らせシャーベットlこも。
メロンに生八ムを乗せて食べてもおいしい。収穫してから数日経たないと果肉がやわらかくならず、おいしくない。花落ちに指を当ててやわらかければ食べ頃のサイン。