バナナの栄養・豆知識

2017年9月2日

バナナ
熱草野地域では多くの品種のバナナが存在し、その数は約130にものぼり、中には果皮が紫色をしたものまであるといいます。主な生産国は、ブラジル、インドネシア、フィリピン、インドなどです。日本では主にフィリピンや台湾からの輸入品が多く出回っていますが、最近は国産ものも一部あるそうです。

一年中出回っていますが、春から初夏にかけて最も多く出回ります。また、バナナは水分が少なく糖質が多いので、昔からスポーツ選手の体力補強食などにも利用されるなど、栄養価の高い果物でもあります。

パナナの糖質は消化吸収がよく、バナナ2本でご飯1杯分のエネルギー摂取が可能です。褐色の斑点が点々と出始めたころが食べごろです。

バナナの種類

フィリピンバナナ

ガーベンディッシュという品種が中心。輸入バナナの大半を占めている。

台湾バナナ

皮・果肉ともに、濃い黄色をしている。果肉がち密で、ねっとりとしており、濃厚な味わい。香りも強い。

モラードバナナ

皮は赤みがかったオレンジ色で別名レッドバナナ。果肉は黄白色で、ほのかな酸味があり、スッキリとした味わい。

モンキーバナナ

長さ7〜9cm 、太さ2.5cm ほどの小型バナナ。甘くてやわらかい。皮が変色しやすく保存性は低い。

島バナナ

沖縄で栽培されているが、生産量が少なく、ほとんど出回らない。モンキーバナナほどの大きさ。クリーミーで上品な甘さ。

バナナの栄養

炭水化物を多く含み、主食としても食べられることが多い。スタミナを長時間持続させる力があることから、スポーツをする前などのエネルギー補給にもよい。また、免疫力を高める成分を含み、生活習慣病などに効果が期待される。買ったばかりのものより、斑点が出ている熟したものの方が免疫力を高める効果が高いとされる。

バナナの調理方法

生食はもちろん、バナナチップスやジュース、お菓子の原料などにも使われる。加熱すると糖分が凝縮され、甘みがアップするので、皮ごと焼いて焼きバナナやソテーにしてもおいしい。また、皮をむいて割り箸をさして冷凍し、バナナアイスにしてもよい。皮が触
れた部分から傷むのであればバナナハンガー、広口ビンなどにかけて保存するとよい。